仕事用のアプリ開発…
先日書きました仕事上のプログラム開発の話の続きです。会社のサイトの中のコンテンツの機能追加によって、ローカル側の私のプログラム(HSPで開発)も変更が必要になります。仕事仲間の氷翠さんによるサーバー側プログラムは、ほぼ新規で作り直すようで大変そうなのですが、私のほうは「ほんの少しの改良で済むなぁ」と思っておりましたら、ソースが行方不明に(笑)。結果…最初から書き直すことにしました(泣)。
まずは…自分で開発しておきながら、まったく忘れてしまった初期型のアプリの仕様を調べます。忘れてしまった…というのは、開発時にテストしただけで、実際に自分で使ったことはなく、別の部署で使われているアプリケーションだからです。ちなみに、T女史が週一回、このアプリで仕事をしてくれております。
初期型アプリは…2008年7月14日にビルドされておりましたが、確か…不具合があって一度、バグ対策を施した記憶があります。それはこのアプリがVer1.1であることからも分かります。
アプリの起動時に、同一ディレクトリにあるINIの設定ファイルを読み込んでおりますね。これがないと起動しません。私のアプリはレジストリをいじらないことを前提につくっておりますので、必然的にINIファイルが必要になるのです。
このINIファイルの中身は簡易的なXML。ここから、私が開発した文字処理用モジュール「kurage_mod」は、公開前のプロトタイプ(現行の二世代前)を使って動いていることが推測できました。
すでにGUI(アプリケーションの外観)は…昨日のうちから作り始めてました。とは言っても、今までのアプリ実行画面を再現する作業です(笑)。いつも思うのですが、HSPはウインドウ内に視覚的にオブジェクトを配置できないのがツライです。ですので、ピクセル単位で調整しては実行、また調整して実行…と繰り返す必要があります。
旧型のアプリには、ボタンを押すとウインドウサイズがぐいーんと横に広がるギミックを備えていたのですが、新型では、処理が面倒なので省くつもりでおりました。本来は最初から表示されていれば良いものなので、そんなギミックはいらないのです(笑)。ですが、新型のアプリでは今までは単一の処理だった部分が4つに分かれているため、ギミックがあったほうが逆に分かりやすいという判断に達し、復活させました。
処理開始後は、入力された項目でXMLファイルを書き出す処理を追記。旧アプリではプログラムのソース内部でXMLファイルを生成していましたが、今回の新型アプリでは外部にあるXMLのテンプレートファイルを読み込む仕様に変更しました。しかも、処理も特定のXMLタグに反応するのではなく、データを書き込みたい場所に直接働きかけるようにしてあります。説明が下手で申し訳ないのですが、こうすることでXMLタグを少々変更しても、ソースをいじる必要がなくなってラクになるのです(笑)。
後は必要な部分が入力されているかどうかのチェックや、全体のデバッグなど。あとひと頑張りです。