弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

合唱祭にて…

母親が参加しているサークルが合唱祭に出演するというので、聴きに行ってきました。父親と妹がすでに会場入りしていて、ホールのど真ん中、真ん前に座っていました。私達家族に気づき、手招きされましたが私は行かず、左端のほうの席を選びました。別に仲が悪い訳ではないです(笑)。理由は他にあったのです。

ステージに向かってど真ん中の席だと、ステージに立つ母親が見えないことが私には明白だったのです。幕の下から覗くピアノの足、母親の所属パートと前回の歌の時の立ち位置から判断して、ど真ん中はあり得ない選択だからです。

妻「呼ばれているんだし、行こうよ」
私「いや、俺は行かん」
妻「どうして?(母親からの)メールには、ど真ん中がいいよって書いてあったし」
私「この前聴きに行った時はソプラノは右側に立っていたからね。ピアノの配置を考えると真ん中からだとピアノに遮られて見えないからな」
妻「私は行くからね」

私を協調性のない頑固者だと思ったことでしょう…妻が向こうに行ったので、長男に「お前は母さんについて行ってやれ」と伝えました。実は妻は知らないと思います。私がど真ん中に座らなかったもう一つの訳を…。すでに元気な次男と三男ですが、もしも新型インフルエンザのウィルスをまだ持っていたとしたら…。人混みを避けて端に座ったのはそのような理由もあったのです。決して後付の理由ではないのです。

まぁ…そのすぐ後で家族連れが隣にきたので人混みを避けることはできませんでしたが(笑)。ただし、その家族の男の子は盛んに咳をしていたので、逆に心配になったくらい。反対に次男も三男もすっかり元気でしたので、咳ひとつせず、おとなしく座っていてくれました。

それはさておき、恐らく、妻が向かった真ん中の席では、このような会話がされていたのではないかと推測されます。
父親「あいつはどうして来ないんだ?」
妻「頑固者だからね。あそこがいいんだって」
妹「きっと、お兄ちゃんにはお兄ちゃんの考えがあるんでしょう?」
妻「ビデオも録るって言ってたから。まぁいいよ、放っておこう」

…そして迎えた開演。母親の所属するサークルの番がやってきました。案の定、母親の定位置は私が座っている側。当然、真ん中の席は指揮者とピアノに阻まれているはず。ふと横を見ると、妻もこちらを向いておりました。その悔しそうな顔と言ったら…見せてあげたいくらいでしたよ(爆)。

後で聞きましたら、妹はかろうじて母親のことが確認できたそうです。妻は母親が見れなかったことではなく、私が「ほら見たことかっ!」と言わんばかりに勝ち誇った顔をしていたのが悔しかったのだそうです(爆)。


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