弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

Ubuntuにフォントを追加する…

 Ubuntuにフォントを追加する際の覚え書きです。興味のない方は読み飛ばしを…。

 現在ログインしているユーザーでのみ適用させたいのなら、ユーザーのホームディレクトリ内に隠しディレクトリ「.fonts」を作成、その中にフォントを入れればOKです。

 Ubuntu内の全ユーザーに適用させたい場合は、フォントの保存先がシステムフォルダ内に変わります。

 ルート権限でのファイル操作が必要になるため、端末で「sudo nautilus」と入力し、root権限でnautilusを起動します。

 フォントの保存先ディレクトリは「/usr/share/fonts」です。既存のフォントと自分で追加したフォントが後で分かるようにしておいたほうが良いと思いますので、「fonts」の中に追加フォント用のディレクトリを用意します。私は俺のフォント入れということを声高にアピールするため「orefont」という名称にしておきました(爆)。

 ディレクトリ「orefont」の中に、追加したいフォントを入れます。私は今回「liberation」というフォントをダウンロードしたので、そのパッケージを展開し、そのディレクトリごと「orefont」の中に入れました。この状態でもフォントはただしく認識されるので、管理がラクになると思います。

 Ubuntu 9.10のデフォルトGUIフォントは「sans」というゴシック系フォントです。このままでも悪くないですが、私はHPがカスタマイズしたUbuntu「MIE」で採用されていたフォントをデフォルトGUIフォントにしたかったのです。そう…それが「liberation」なのです(喜)。

余談ですが…「liberation」は、Red Hatがリリースしたもので、上記のフォント「sans」より少し幅広く、しっかりした形状なのが特徴です。何よりも、Windowsのフォント(Arial、Times New Roman、Courier Newなど)と置き換えできるように作られているので、文書の互換性を維持できるということのようです。まぁ英語フォントなので互換性が維持できるのはあくまで英語のみなのですが(笑)。


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