弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009年10月の日記

「Ubuntu 9.10」…

 世の中がWindows7で盛り上がっている? そんな中、Linuxディストリビューションのひとつである「Ubuntu」の最新版「Ubuntu 9.10」がリリースされましたね。

 本当は「Ubuntu 9.10」を早く使ってみたい気持ちで一杯なのですが、最近はアプリケーションの関係でネットブックでWindowsを使わなくてはいけない状況なので、心苦しいです。

 また、9.04から「Ubuntu 9.10」にアップグレードすべきか、新規に「Ubuntu 9.10」をインストールすべきか…そこも悩ましいところなのです(笑)。

 「Ubuntu 9.10」CDイメージのダウンロードは、以下のページから行うことができます。

http://www.ubuntu.com/getubuntu/download

 ただし…まだ、HDにインストールせず利用するライブ起動(ブートイメージでの起動)では、日本語が完全ではないようです。日本語環境が整ったバージョンは、Japanese Team のリリースを待ったほうがよさそうですね。


職場見学の話…

 小学校、中学校の生徒が職場見学で訪れ、私が対応したという話を以前書きましたが、相次いでお礼状が届いておりました。

 お礼状の中には「たくさんお話が聞けて良かった」とか「実際に仕事を手伝わせてもらったので嬉しかった」とか「これからも頑張ってください」などと書かれておりました。現在は昔と違って、ダイレクトに仕事に関する感想を聞くことができない部署に異動しているので、そう言った言葉がとても嬉しかったです。

 職場体験の時は、子ども達が興味を持って訪問先に選んでくれたのだから、その期待に応えようと思いつつ、できるだけ分かりやすく例えを挙げるなどして説明したつもりです。説明などは…自分にも子どもがいるので、その点についてはうまくいったのではないかと思います。また、慣れない動画編集で簡単な紹介ビデオを作ったりもしました。前から動画編集には興味がありましたが、なかなか取り組む機会がありませんでしたので、良かったかなと。これは今後に活かせると思いますしね。

 実は…今度は高校生が職場見学に来ることになっています。高校生の場合は仕事をより真剣に考えて職場見学に臨むのでしょうから、対応する私もより実践的なメニューを考える必要がありますね。近い将来の職業選択の一助になるべく、実のある体験をさせてあげたいと思っています。


日本語入力環境を擬人化する…

 この日記の前にMacで新しく登場した日本語入力環境「かわせみ」について書いております。できればそちらをお読みいただいてから以下の文章をお読みくださることをオススメします。ただし、あきれるくらい長文ですしこれはもはや日記の様相を呈してもおりません。それでもお付き合いくださるという方のみ続きをご覧ください。日本語にこだわり、日本語入力環境をこよなく愛する男の主張です。

 まず個人的嗜好を言わせていただくと…「日本語入力環境は究極の育成ゲームである」というのが私の持論であります(笑)。日本語が好きです。日本語で綴られる文章が好きです。日本語を入力することができる環境が好きです(IME以外)。と声高に宣言した上で、現時点における Mac OS X での日本語入力環境を鑑みるに、その選択肢は3つあるわけですが…その1つ1つについて私が勝手に擬人化し、キャラ設定を付加してみました。再度確認します。本当にお付き合いいただけるという方のみ、長文覚悟の上お読みくださいませ(笑)。それにしても…自分、何でこんなことやってんだろう? こんなことして何の意味があるのだろう? ホント…馬鹿ですね(爆)。

「ことえり」

 Mac OS に標準で入っている日本語入力環境「ことえり」。classicと呼ばれる旧世代のMac OS(~9.2)の時代はかなり厳しい日本語入力環境であったことは確かですが、OS X以降飛躍的な成長を遂げました。それでもまだまだユーザーをイラっとさせる言葉を返してくることもあります。これはさしずめ…かなりのドジっ子&空気読めない系でありながら、主役のため誰からも愛されているというキャラクター像が浮かび上がってはこないでしょうか?(爆)。

 名前は…そうですね…「御言愛利(みこと・えり)」なんてどうでしょう? 三言は「こと」を姓らしく、しかも言葉に関する漢字を使いつつ選びました。愛利は結局Macユーザは基本的にAppleが好きなので「ことえり」も愛されていることから愛の字を「え」と読ませて使うことにしました。最後の「利」は…余り利口じゃないけど何故か憎めない…の「利」でお願いします(爆)。何だかんだいって一部では学園のアイドル的存在。熱狂的な信者がいるわけですよ。例えば…私みたいなね(爆)。

「ATOK」

 日本語入力環境市場に君臨する「ATOK」。私も仕事でやむなく使っているWindowsには入れて使っております。以前はMacでも使っておりましたがMac OS X以降の「ことえり3」が何とか使い物になると分かってからはMacでは使っておりません。私が使っていたATOKはそのまま妻が引き継いでおります。

 さて、そんなATOKは…私が言うまでもなく実に優等生です。でもって擬人化するならば…完璧超人的な人物がふさわしいでしょうね。学級委員長とか生徒会長とか。名前は…「調度・A・詩句美(ちょうど・えーとっく・しくみ)」とでもしておきますか。「調度」は「丁度」を名前っぽく変えたものです。ミドルネームのAは言わずもがな「ATOK」から。そのままですが(笑)。名の「詩句美」は言葉にちなんだ漢字を並べてみたものですが、元は「仕組み」を名前っぽくアレンジしたものです。ミドルネームを除けば「丁度仕組」…これを無理矢理に英語変換すると「ジャストシステム」ってことで。誤変換ではありませんよ。そういう仕様なのです(爆)。

 さて、ここでいきなりミドルネームが出てきましたので、ハーフとかクォーターとかの設定でいきましょうね(笑)。必要ですよね、それ系のキャラって(爆)。ですので容姿端麗・眉目秀麗なお嬢様かつお姉様、金髪テラロングのウェーブヘアーという属性を付加します。さらには通っている学園の理事長の孫。誰にでも優しい(Windows、Mac、Linux、携帯まで対応)、慈愛に満ちた人物ですが、完璧主義のため相手にもそれを求めてしまう傾向があり、近づきがたい印象を与えているというのはいかがですか?

 キャラ設定に思わず力が入ってしまったのは何故でしょうね(笑)。でも、誰もがその実力を認めておりながらも、あまりにも有能であるが故に近づきがたい印象すら持ち合わせている…。実際のATOKにも言えるのではないでしょうかね。価格的にも、日本語入力環境にそこまで必要か?と思わせるほどの高機能ぶりにも…。

「かわせみ」

 さぁ、最後のキャラクターは誕生したばかりの「かわせみ」をベースにしたものです。勢いに任せて長文になってしまっているこの日記を読んで下さっている方も、少しだけ気になっているのではありませんか?「かわせみ」のキャラ設定を(爆)。

 「かわせみ」は、惜しまれつつMac版の開発を終了していた「egbridge」から派生した日本語入力環境。シンプルで軽快、それでいて基本以上のものを抑えていることから今後、隠れた名プレイヤーのような存在となり得るのではないでしょうか?。そんな「かわせみ」を擬人化してみることにします。

 …名前は「川背未子(かわせ・みこ)」。姓の「川背」は、川の流れのように静かに言葉を操ること、「egbridge」が生まれ変わる形でいつの間にかMacにおける日本語入力環境の新たな選択肢となり先行するそれらの背後に迫っていることからの命名です。名の「未子」は未だ未知数の力を漢字で表してみましたが…いかがですか?

 キャラクター的にはロリキャラが欲しいところなのかもしれませんが、私にはそちら方面の耐性がありませんので、そういう味付けを好みません。よって寡黙な眼鏡っ子属性を与えたいと思います(あれ?余り変わらない?)。図書委員で目立たぬ存在。つい最近までクラスの中でもその存在に気づくものはいなかったという設定はいかがでしょう。おとなしそうな見た目とは裏腹に実は確固たる信念があり、行動力も持ち合わせている。そんな魅力に気づいた先見の明を持つ人々の注目を最近にわかに集めている。でもやっぱり基本無口。誰かの邪魔をしたり前に出て自己主張したりはしない…まるで日本語入力環境の鏡のようなキャラではありませんか? 反対に…ありますよね?うるさい日本語入力環境…ワープロソフトとか表計算ソフトと連携してしゃしゃり出るアレとか(冷笑)。

 話が逸れたので元に戻します…。ついでに書けば…「かわせみ」はコーエーのライセンスを受けて開発された経緯があることから、…訳あって親元を離れており祖父が神主を務める光栄神社で巫女をしながら日々学校に通っている大和撫子ということでいかがでしょう? イメージが膨らんできましたか?

まとめ

 嗚呼…ついつい熱くなって長文になってしまいました(反省)。ここまで読んで下さったこと、心より感謝致しますよ。本当に(笑)。私には絵心がありませんので擬人化した擬人化した日本語入力環境のイラストとかは描けませんけれども…これらのキャラクターにまつわるショートストーリーなんかを書いたら面白いかもしれませんね。そうなれば某OSの日本語入力環境はライバルか何かで登場させるべきですかね? なんだか育成する気も起きぬほど馬で鹿な日本語入力環境だと聞いておりますが(冷笑)。


「かわせみ」の印象…

 最近はリリースされたばかりのMac OS X専用日本語入力環境「かわせみ」の体験版を使って文字入力をしておりますが、とても良い感じですので、嬉しくなってしまいます。つい長文を打ってしまいそうになるので、ここは自重しませんと(笑)。

 Mac純正の日本語入力環境である「ことえり」と違うなと感じたのは、Macを起動したての状態で文字を打ち始めた時ですかね。一瞬だけもたつくような感覚がありました。ですが、その後は標準の「ことえり」よりも快適な印象すらあります。変換精度が高いことも使い始めるとすぐに分かります。これは…久々に使って「嬉しいアプリ」かもしれませんね。

 あっ、先日の日記でちょっと物足りない「ことえり」を立派に育成するんだ…とか書いてしまいましたが(笑)、その思いを根底から覆してしまうほど「かわせみ」は良い感じで簡素で素直な日本語入力環境です。

 さて、良いアプリケーションを見つけると、誰かに教えたくなるものです。私としては…妻が使っているiMac(FlatPanel)にも「かわせみ」をインストールしたいくらいですが、残念ながら「かわせみ」はleopard(10.5)以降のOSにしか対応していないのです。

 まぁ、最近は妻のiMacが絶不調でして…時々いきなり固まってリセットを余儀なくされることが増えておりますから、そのうち何らかのアクションがあるかもしれませんし…(期待)。例えば27inchのiMacとk(略)。それとも、単純にHD交換で済ませてしまうかもしれないのですが…。

 あっ「かわせみ」の体験版は物書堂さんのサイトからダウンロードできます。Mac OS X 10.5以降が対象となりますが、興味のある方は試してみてはいかがですか?

 余りに「かわせみ」での文字入力が快適であったため、日記はまだまだ続きます。とんでもなく長くなりそうな予感がするので、とりあえず「かわせみ」の感想はこのくらいにしておき、次の話題は別に書くことにしたいと思います。


「メイリオ」フォントをXPで使う…

 最近やむなく使う機会が増えたWindows XPですが…どうしようもなく汚い表示のフォントが少し改善されると聞き、Windows Vista で採用された標準フォント「メイリオ」を手に入れ、XP に突っ込んでみました。 知ってる人はすでに知っていて、やっている人はすでにやっているであろうことであり、興味のない方にはまるでゴミのような話かもしれませんが(笑)、Mac に向かいつつもその中で Windows XP を使わねばならない私にはあまりに新鮮で救世主的な情報だったので、今更で馬鹿だなぁと思いつつも書いておきます。

 私は XP までの Windows 標準の GUIフォント(画面表示のためのフォントです)「MS UI Gothic」や、ブラウザ表示で主に使われる「MS Pゴシック」の文字のギザギザ感がどうしようもなく苦手です(笑)。その点、Mac OS X の画面は PDFで描画されているため、どうしようもなく美しいです(笑)。そんな Mac使いの私ですから、VirtualBox を使って Mac の中で動かしている Windows の画面が汚いことには耐えられそうもないのです(爆)。

 メイリオを手に入れる方法は…正規の Windows を使っているの方ならば、何も恐れることはありません。Microsoft のサイトからダウンロードできるのですから(笑)。もちろん、その他の方法もないわけでなないかもしれませんけれども(苦笑)。使っている Windows が正規品かどうかをチェックするアプリケーションをダウンロードし実行。表示されたパスワードを入力することで、「メイリオ」がダウンロードできました。

 「メイリオ」は、通常の meiryo.ttc と、ボールドの meiryob.ttc の2つのファイルで構成されています。これを実際に使う場合には、Windows の設定を変更したり、ブラウザの設定を変更したりする必要があります。詳しく知りたい方は「メイリオ XP」とかで検索すれば情報が手に入ると思います。

 で、まずはネットブックの「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」内で試しました。無事にうまくいったので、今度は VirtualBox 内の Windows で試そうと思います。


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