弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-09-19の日記

日本語変換の話…

 最近「ATOK 2009 for Mac」が少しだけ気になっております。話によると…辞書コンテンツが付属するプレミアム版(1万4490円)があったり、月額300円でATOKを使えるMac向けの「ATOK 定額制」も今月からスタートしましたね。少しだけ気になる…と申しましたのは、私がMac純正の日本語変換環境である「ことえり」派だからに他ならないのですけれども。

 「ATOK 2009 for Mac」は、日本語入力モードのまま英語を打てたり、英語入力の推測変換が可能です。「省入力候補」のウィンドウで、過去の入力例とかATOKと連携する辞書から候補を表示してくれるというスグレモノ的な機能があります。連携する辞書には「角川 俳句歳時記」や 「広辞苑 第六版」などがあり、ネットの辞書で調べたりする手間がかからないという点では、とても魅力があると思います。

 ですが…私はやはり「ことえり」が好きですね。苦労人ながら努力の末に万能な優等生的存在となり得たのが「ATOK」だとすれば、対する「ことえり」はやんご
となき名門の出自ながらも愛情に満ちた正しい教育をに受けずに育ったため多少ひねくれた存在…といったところでしょうか。この設定…そこはかとなく「とはずがたり」の作者である後深草院二条みたいな感じがしますが(笑)。

 そんな「ことえり」も、Mac OS X以降、少しずつその実力を伸ばしつつある状態です。以前よりかなり使いやすくなったと思います。そして何よりも、私はそんな「ことえり」を自分色に染め上げたいのです(爆)。日本語変換ソフトを自分好みに使いこなすのは、究極の育成ゲームのようだと思いませんか?「ことえり」に名前でも付けて可愛がるというのはどうですか? 私はそこまではやりませんけれども(爆)。

 私の妻はと言いますと…もともと私が使っていたiMac(Flat Panel)を使っており、以前からATOKを好んでいるようです。妻曰く「頭の悪い日本語変換ソフトは頼りにならないから、ATOKを使うの」と話しておりました(笑)。その気持ちも分からなくはないですけどね…自分は楽をして日本語変換ソフトに負担を強いる作戦。言うなれば、ギャングのボス的立ち位置で、下っ端を手足のように使って事を成す…という思考ですね(爆)。

 そんな妻は、私がWindows上のATOKで10年以上育てたユーザー辞書を引き継いで使っております。最初のころは「おっ、いいねぇ。賢い、賢い」と喜んでおりましたが、今はどうなっていることやら(笑)。

 私「お前のATOK、最近どうだ?」
 妻「変な言葉をたくさん覚えて、どんどんおかしくなってる…」
 私「…」


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