「doc + x」の話…
仕事中にT女史からSOSが。「先方からもらったファイルが開かなくて困っている」と相談を受けました。そのファイルを見てみますと、拡張子が docx ってなってます。むむっ? docx とはお初にお目にかかるヤツですよ。
ファイルの拡張子が doc ならば私も知っております。あの「Microsoft Word」のそれだと分かるのですが、docx って何でしょう。似ているだけに…例えば doc がさらに手強い「X」にバージョンアップしたとか…なのでしょうかね(笑)。
T女史「どう? 開きそう?」
私「何だろうな、この拡張子は…docなら知ってるんだが」
T女史「後ろにxがついてるね」
私「ああ。docがさらなる進化を遂げて…」
T女史「進化を遂げて?」
私「doc…エーックスにっ!」
T女史「アハハハ」
などとくだらぬことを言ってT女史を笑わせても仕方ありませんので、まずはMicrosoft製品を開くために用意している「Open Office」で開くことができるかどうか試してみました。ところが「Open Office」のバージョンが2.2と古かったせいか、開くことができませんでした。
そこで新しい拡張子に違いないと思い、ネットで調べると…すぐに分かりました。「Word 2007」から作成したファイルの拡張子が docx になっているのですね。Windowsパソコンのことを良くしらない私はまったく知りませんでしたー(笑)。何たって、仕方なく使っている「Microsoft Excel」のバージョンはサクサク動く「97」ですからね(爆)。
拡張子 docx のファイルは、実は単なる zip圧縮のパッケージファイルだとのことですので、拡張子を「zip」に変えると何の問題もなく解凍できました。
解凍してできたフォルダの中には XMLファイルなどが入っておりましたが、「document.xml」というファイルの中に細切れにはなっているものの目的の文章が見受けられたので、タグを削除して文章を復元できました。とりあえず欲しいのはレイアウトではなく文章そのものだということなので、今回はこれで一件落着です。
もしレイアウトを維持しつつdocxを開きたい場合は、Office2003に変換用のプラグインみたいなものを加えれば良いそうです。「Office 2003」もあるにはあるのですが、使いませんけどね(笑)。また「Microsoft Word」は自分では絶対に使いませんが(爆)、拡張子の件は後学のために覚えておきます。
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