Ubuntu 9.04 Netbook Rimix…
今日は日曜日ですので、朝からゆったりとした気分。机に座り、ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」で遊んでおりました(笑)。遊ぶというのはメインで使うつもりの「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」の各種設定のことです。「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」は、名前の通り、ネットブックに特化したUbuntuの派生版です。解像度の低い画面を有効に使えるように独自のランチャー画面をデスクトップ代わりに使います。この辺りの考え方は「MIE」と同様ですね。
「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」のランチャーは、なかなか秀逸です。使い勝手が良く、目的の動作を直感的に行えます。アプリケーションのメニューや設定に関する項目は左側に集められています。真ん中は左側のメニューと連動して、各項目の中身を表示します。もちろんメニューのカスタマイズも可能です。例えばアンインストールするつもりはないけど使わないアプリケーションがあれば、メニュー上で非表示にする…なんてことも可能です。若干、メニューのカスタマイズは初心者にとって敷居が高いような気がしないでもないですが(アプリケーションの起動コマンドの入力や別にアイコンの設定が必要なので…)。ただ、メニュー項目を自分の好きな仕様に変更しただけでも随分変わった印象を与えるでしょうから、こうしたところから Ubuntu に親しむのは大変よろしいことだと思います。
ランチャーの右側では、HDやドライブ、ファイラーの起動、ユーザディレクトリへのアクセスなどが行えます。あらかじめ「Windows XP」がインストールされた状態で、アカウントを引き継ぐ形でインストールを行うと壁紙なども引き継がれます(私はそのオプションを選びませんでしたが…)。ただ、Ubuntu の茶色の壁紙がどうも好きになれないので、すぐに Vivienne Tam の壁紙を使うことにしました。ランチャーが半透明なので後ろに透けて見える壁紙がとても良い感じで満足です。
とにかく、「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」が「MIE」と違うのは、設定の自由度を失っていないところだと思います。カスタマイズが容易ですし、ランチャーを使わなければ、通常のUbuntuと同様の画面になります。ただし「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」には、解像度の高いマシン向けのアプリ「GIMP」などは最初からインストールされていません。ネットブック向けのOSですから、当然と言えば当然ですよね。もちろん画面が狭くても「GIMP」が使いたいんだーという人は、簡単にインストールできますから問題なしだと思いますけどね。
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